思考

2021.5.12　　

子供達が蒔いた種が、さっそく芽を出す。

早く行くよ　と言わんばかりに、

来てくれる。

こんなにはやくきてくれるなんて、ありがとう。

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「悲しみの果てに」

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いろいろあるよ、そりゃもちろん。

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生きているからね。

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生きることは、そんなに楽じゃない。

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あっちにいくと、こっちが気になり、

・・

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そっちにいくと、あっちが気になる。

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そんなもんさ。

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悲しみに溺れたくなることもわかる。

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ひとはやさしいからね。

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たいせつなひとを失うとこころは騒ぐ。

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落ち着かさせるには時間がかかるし、

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自暴自棄にもなる。

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でもね、君は素晴らしいんだよ。

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立ち向かっているんだからね。

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だからといって、

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いつまでもそこで立ち止まっていても

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どうにもならないこと、自分でわかっているでしょう。

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わかっていても、足がでないんでしょう。

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それは、そうでしょう。

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君はやさしいし、立ち向かっているんだからね。

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動き出せるまで待てる強さ。

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あせらず、いそがず、待てる強さ。

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立ち向かえたんだから、待てるはず。

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君はすばらしいし、みんなも君のことを見ている。

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自分のことをもっと大切にしてあげなさい。

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君が自分のことを大切にしたとき、

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周りのみんなが君のことを大切に思っていることに気が付くでしょう。

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泣いてもいい。

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立ち止まってもいい。

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堕ちてもいい。

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ただ、あきらめるな。

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君がこの世に生まれたこと自体が素晴らしいことなんだ。

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燃えていた魂に

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くすぶっている魂に

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もういちど

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なんどでも

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火をともせ。

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